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お姉さんのような存在でありたい。

子どもへの接し方やフリースクールに対する考え

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志塾フリースクールラシーナでスタッフをしている吉田萌先生。今回は吉田先生のスタッフになった経緯やフリースクールへの思いをインタビューしました。

 

―志塾フリースクールラシーナのスタッフになった経緯を教えてください。

 

吉田先生:初めはボランティアスタッフとしてラシーナに来ていました。

 

ボランティアサイトを見ていたら志塾フリースクールラシーナのボランティアスタッフの募集がかかっていました。

元々自分自身が不登校だったこと、子どもと接するのが大好きだったことがボランティアに応募したきっかけです。

サイトには「不登校の子や発達障害の子が来るフリースクール」とラシーナの説明が書いてあって、自分の目にとまりました。

直感ですね。実際に来てみたら運命を感じました。

―実際に志塾フリースクールで働いてみて、どのように感じましたか。

 

自分が学校に行けていなかったときにこんな場所があればいいなと思いましたね。

自分が不登校だった頃の穴埋めをするような感じでボランティアスタッフとして働いていました。

不登校だった頃の自分よりも元気な子どもたちがたくさんいて、自分の励みになりました。

 

―学生時代はどのようなことに悩んでいましたか?

吉田先生:当時は相談したいのにプライドや意地が強くて相談したら負けだと思っていました。

「ここがしんどい。」「ここがいや。」その言葉が一番そばにいる家族になかなか言えない。

家族だからこそ言えなくて。それに言う場所もなかった。

言えないことでさらにストレスがたまって、たまって。

思っていることを口に出せないから学校へ行かないという行動に出ました。

 

―気持ちが前向きになったきっかけは何ですか?

 

外の空気を吸い、家族以外の色んな人達と関わりを持てるようになったことで自分を肯定できるようになったのが一つのきっかけだったと思います。

 

おうちに篭っていた頃は昼夜逆転し、気持ちも些細なことで乱れ、めちゃくちゃな生活を送っていました。

それが年齢と共に少し落ち着いてきたときに派遣のイベントスタッフとして働き始め

「こんな自分でもできることがある。」

「一生懸命働くことができている。」

と今の自分というものを受け入れることができました。

人と接する楽しさ、働いた日の達成感今までできなかったことができる喜びを人一倍感じられているに違いないと思いました。

少し前向きになり、色んなやりたかったことに挑戦してみて、またそこで良い出会いがあり、人との繋がりが広がる。本当にいい流れでした。

―元気を取り戻してから実際にやってみたことや、これからやってみたい事を教えてください。

ハンドメイドやDIY、ヨガ、お菓子作りやパン作りを始めました。

趣味が高じで昨年末からキッズヨガのインストラクターとしての活動も始めることができました。

近々大人のヨガインストラクターの資格も取得予定です。

資格が取れ次第大人の方を対象としたヨガ教室も始めたいなと思っています。

あとやってみたいことはラシーナの子どもたちスタッフみんなで合宿をしたいですね。

一緒にご飯を作って、一緒の部屋に布団を敷いて雑魚寝しながら、いろんな話をしたいです。

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吉田先生が子どもたちにプレゼントしてくれた手作りクッキー

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